活動動画 公開中!

トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
Menu

公演情報

基本情報

日時 2018年11月17日(土) 14:00開演
会場 第一生命ホール
[座席図:第一生命ホール ウェブサイト
出演 クレンケ四重奏団
[アンネグレート・クレンケ/ベアーテ・ハルトマン(ヴァイオリン) イヴォンヌ・ウーレマン(ヴィオラ) ルート・カルテンホイザー(チェロ)]
曲目 J. S. バッハ:《フーガの技法》BWV1080よりコントラプンクトゥス第1番・第2番・第9番
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第19番 ハ長調 K465 「不協和音」[NAXOSで試聴する]
シューマン:弦楽四重奏曲 第1番 イ短調 Op.41-1

<アンコール>
パーセル:シャコンヌ ト短調

※[NAXOSで試聴する]をクリックすると、各曲・楽章の冒頭30秒が無料で試聴できます。(ナクソス・ミュージック・ライブラリーへリンクします。) ナクソス・ミュージック・ライブラリー画面左上の【選択曲を試聴】をクリックすると試聴がスタートします。無料試聴は連続で最大15分間のご利用となります。
チケット

SQW5公演セット券 一般¥19,500 シニア¥17,000(60歳以上)
一般発売:2018年2月27日(火)(発売初日のみ10:00~受付開始)

単独券 2018年4月24日(火)発売開始(発売初日のみ10:00~受付開始)
一般¥5,000 シニア¥4,500(60歳以上) ヤング¥1,500(小学生以上、25歳以下)
※セット券はトリトンアーツ・チケットデスクのみにて発売

※SQW5公演セット券の詳細は、こちら


【チケットお取扱】
トリトンアーツ・チケットデスク 
TEL:03-3532-5702(平日11:00~18:00)

※全席指定/税込み
※未就学児の入場はご遠慮いただいております。
※やむを得ず、演奏曲目、曲順、出演者が変更になる場合がございます。予めご了承ください。

プロフィール

クレンケ四重奏団  Klenke Quartet
クレンケ四重奏団
アンネグレート・クレンケ(第1ヴァイオリン)Annegret Klenke, violin
ベアーテ・ハルトマン(第2ヴァイオリン) Beate Hartmann, violin
イヴォンヌ・ウーレマン(ヴィオラ)Yvonne Uhlemann, viola
ルート・カルテンホイザー(チェロ)Ruth Kaltenhäuser, cello

1991年にフランツ・リスト・ヴァイマール音楽大学で結成。以来、「ヨーロッパにおいて最も素晴らしい団体のひとつ」(ゲヴァントハウス誌)など高い評価を受け続けて結成当時のメンバーのまま活動している。これまでにノルベルト・ブレイニン(アマデウス弦楽四重奏団)、ウルリッヒ・ベーツ(アベック・トリオ)、ヘラルド・シェーネヴェーク(チェルビニ弦楽四重奏団)シャンドル・デヴィッヒ(バルトーク弦楽四重奏団)に師事。多くの著名な音楽祭に出演するほか、数々のCDは国際的に高い評価を受けており、2007年世界最大の音楽祭であるカンヌのMIDEMでクラシカルアワードを受賞。モーツァルトの弦楽四重奏曲10曲(CD5枚)に加えて、「ゴルトマルク/メンデルスゾーン」、「ハイドン/ウェーベルン/ドビュッシー」、チャイコフスキー弦楽四重奏曲全曲(弦楽四重奏曲と弦楽六重奏曲「フィレンツェの想い出」)、ハイドンの「十字架上のキリストの最期の7つの言葉」、シューベルト(弦楽四重奏曲D46、D703、D804)をリリース。現在は、ヘラルド・シェーネヴェーク(ヴィオラ)を迎えてのモーツァルトの弦楽五重奏曲全曲の録音が進行中。マルティン・シュタットフェルト, ラグナ・シルマー, マティアス・キルシュネライト, ヤッシャ・ネムツォフ(以上ピアノ)、クリスティーナ・ファスベンダー(フルート)、ヘラルド・シェーネヴェーク(ヴィオラ), クレメンス・トラウトマン(クラリネット), アウリン弦楽四重奏団、ヘンシェル弦楽四重奏団、フォーグラー弦楽四重奏団などの著名室内楽奏者と度々共演。
http://www.klenke-quartett.de/
協賛:第一生命保険株式会社

助成:公益財団法人 花王 芸術・科学財団/ゲーテ・インスティトゥート フィガロ

後援:ドイツ連邦共和国大使館 フィガロ

クレンケ四重奏団からのメッセージ

 クレンケ四重奏団として私たちは、これまでに25年以上公演と録音を重ねてきました。ヨーロッパ各地での数えきれないほどの公演、南北アメリカでのツアー、そしてつい最近はイランでツアーを行い、今回日本デビューできることを今から大変楽しみにしています。
 ですから、日本公演のために大好きな作曲家たちによるすばらしい作品をセレクトしました。コンサートの幕開けは、J.S.バッハによる、≪フーガの技法≫の3つのコントラプンクトゥスです。バッハは、ドイツのテューリンゲン州で生まれましたが、ここはまさに私たちも音楽的なルーツを育み、ヴァイマールで学ぶ中、この四重奏団を結成した場所でもあるのです。ただ、私たちのバッハへの親近感は、同郷ということだけにとどまりません。
 バッハは、私たちにとって常にインスピレーションの源であり、何世紀にもわたって多くの作曲家たちに影響を及ぼしてきた存在です。その中には、よく知られた作曲家として、ベートーヴェン、シューベルト、メンデルスゾーンがいますが、私たちが今回の公演で演奏する「不協和音」を作曲したウォルフガング・アマデウス・モーツァルトもそのひとりです。この作品は、モーツァルトの有名な10曲の弦楽四重奏曲のひとつで、私たちはこの10曲すべてを録音しています。この偉大な作品が持つユニークな美しさや表現は、この作品への私たちの熱い想いをかきたてずにおりません。
 コンサートはロベルト・シューマンの弦楽四重奏曲第1番でクライマックスを迎えます。彼は、19世紀ドイツのもっとも重要な作曲家のひとりです。シューマンの音楽の中の、内奥に迫る音調と声部は、絶えず私たちの感情を呼び起こしてくれるのです。
 日本から戻ってきた演奏家たちは、そろって日本の聴衆への賛辞を口にします。日本の皆さまの西洋文化に対する興味関心、高い音楽教育と音楽への敬意は、傑出していると聞いています。私たちは、そのような高名な聴衆の皆さまとお近づきになれることを本当に楽しみにしています。皆さまの前で演奏できることを光栄に思います!