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トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
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レポート

基本情報

日時 2019年7月18日(木)
9:35~10:20
出演 TANBRASS
松木亜希/永井綾子(トランペット) 髙橋朋子(ホルン) 佐々木匡史(トロンボーン) 仁藤雄貴(テューバ) 川島佑介(打楽器)
概要 実施会場:有馬小学校 体育館
対象者:4年生3クラス
人数:100名
助成等:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会

レポート

【プログラム】

♪アンダーソン:プロムナード
♪アンダーソン:トランペット吹きの休日(トランペット紹介)
♪モーツァルト:ホルン協奏曲第3番第2楽章(ホルン紹介)
♪フィルモア:ラッサス・トロンボーン(トロンボーン紹介)
♪サン=サーンス:動物の謝肉祭より「象」(テューバ紹介)
♪五田詩朗:Buzzing Waltz (バズィング・ワルツ)
♪ルイ・プリマ:シング・シング・シング(ドラム紹介)
♪日本童謡:昔話三太郎メドレー

【レポート】

★IMG_1374.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像生徒たちの呼びかけでTANBRASS入場。にこやかに手を振り演奏しながらの登場に期待が高まります。

よく見ると、学校の来賓用のスリッパに来た時のままのカジュアルな服装でした。1曲目はそのまま立ったままで演奏し、2曲目からはそれぞれの楽器紹介でした。順に前に出て楽器の説明をし、その楽器の特徴がわかる曲や有名な曲を演奏していました。

★IMG_1390.jpgテューバではその音色や音楽から説明前に生徒たちは曲がイメージする動物を十分に理解していました。

トロンボーンの楽器紹介の時は、生徒たちの周りを歩きながら演奏され特に盛り上がりました。他の楽器も、もっと生徒が間近で見たり聴いたりする機会があったり、譜面台無しでの演奏があったりしてもらえたら生徒たちの集中力もさらにアップしたのではないでしょうか。

打楽器紹介はドラムセットとスネアの紹介。スネアだけ前に持って出ての演奏は生徒たちに手の動きがよく見え、また想像以上の音量に反応が良かったです。奏法の説明を聞いた後、ゆっくりからだんだんテンポ早く演奏するスネアに合わせて生徒たちは実際に床を叩いて参加し演奏の難しさを楽しんでいました。

★IMG_1321.JPG楽器紹介の中で各楽器の長さを説明されていた時、それぞれの楽器の長さ(数字)を覚えるのは早かったのですが、メートルのイメージが漠然としているようでした。演奏家の1人の身長とトランペットの長さが同じと言った時は反応がありましたが、言葉の説明だけでなく実際に目で見てわかる工夫があったらより理解が深まったのかもしれません。

生徒との共演「バズィングワルツ」。唇を震わせて音を出す方法の説明を受け少し練習した後、演奏者の皆さんとアンサンブル。共演で盛り上がった状態のままジャス音楽でさらに盛り上がり自然と手拍子をうったりしていました。

進行を全員で分担していて、個性豊かに各々ゆっくりはっきりとお話しされていて説明も聞きやすくわかりやすかったです。

(トリトンアーツスタッフ 観察レポート)

プロフィール

TANBRASS (金管五重奏+打楽器)  
2011年12月に結成。認定NPO法人トリトン・アーツ・ネットワークのコミュニティ活動に参加、クラシックの名曲からジャズまで幅広いレパートリーで、小学校などでの公演で好評を得ている。