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トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
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レポート

基本情報

日時 2018年1月19日(金) 10:45~11:45
出演 Buzz Five(金管五重奏)[上田じん/松山萌(トランペット) 友田雅美(ホルン) 加藤直明(トロンボーン) 石丸薫恵(テューバ)]
概要 実施会場:中央区立久松小学校体育館
対象者:小学4年生3クラス
人数:合計93名
助成等:文化庁「平成29年度劇場・音楽堂等活性化事業」

レポート

【プログラム】

・H. カーマイケル/スターダスト
・R. ロペス、K. アンダーソン=ロペス/レット・イット・ゴー
・L.アンダーソン/トランペット吹きの休日
・W.A.モーツァルト/ホルン協奏曲~第1番より第一楽章~
・V.ウィリアムズ/テューバ協奏曲
・H.フィルモア/ラッサストロンボーン
・久松小学校校歌 ※合唱交流
・金管五重奏、解体新書 ~スーザのマーチを使って~
・アーノルド /金管五重奏曲

(アンコール)小川聡/好きですトリトン!

【レポート】

◇各楽器を紹介~それぞれの楽器がメインになる曲の演奏

●金管楽器は唇が振動する音ということを説明するために、最初唇だけをブーと鳴らしてみせる。次にマウスピースを鳴らしてみせる。どちらも楽器の音とは全然違う音だけど、楽器を付けて吹くとそれが綺麗な音になって出てくる。その変化の様子を児童は目の当たりにして、とても楽しそうで、そして金管楽器の音の出る仕組みを理解出来たようでした。

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●各楽器の紹介と曲の演奏では、それぞれの演奏者の個性をMC上田さんが会話の中で引き出しながら楽器の特色に結びつけて表現して、とても愉快に楽しく児童たちは楽器について学ぶことができました。

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◇全体を通して

●アナと雪の女王のレット・イット・ゴーはとても有名でよく聴き慣れた曲でしたが、バズ・ファイブの演奏はさらに曲の良さをあらためて発見させられる、とても美しく惹き込まれる演奏でした。

●一流の演奏家による演奏で、初めて聴く曲からみんなが良く知っている曲まで、そしてMCと息の合った各演奏者との小ネタなど、楽しい会話で飽きることなく最後まで興味を持って音楽と充実して触れ合う時間を過ごせたことは、児童たちにとってとても豊かな経験になったことと思います。

サポーター岡村忠夫 観察レポートより

プロフィール

Buzz Five バズファイブ(金管五重奏団)  
東京藝術大学の同期生によって1997年に結成。トランペット2本、ホルン、トロンボーン、テューバで構成される、日本を代表する金管五重奏団として活躍している。
2000年東京藝術大学室内楽定期演奏会への出演を皮切りに、本格的に活動を開始。
FIFAワールドカップや日展のオープニングセレモニーを始め、数々のイベントにも招かれる。「ジャパン・ブラス・コンペティション2001」金管五重奏部門第1位、併せて、大賞・洗足学園賞・川崎市長賞を受賞。個々の演奏技術やアンサンブル能力に加え、音楽の楽しさが伝わる舞台進行や、吹奏楽の指導者としての能力も、高く評価されている。活動の場は全国に及び、アウトリーチ活動にも大きな力を注いでいる。一般社団法人地域創造の公共ホール音楽活性化事業では2004年より登録アーティストを務め、全国各地の公共ホールでの演奏と併せて、地域との交流や、吹奏楽の指導にも積極的に取り組んでいる。また、2005年より、公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団「MEET THE MUSIC~アーティストが学校にやってくる」に出演。毎年県内各地の公立学校を訪れ、好評を博している。2010年に伊豆市の全小・中学校31校を訪問した音楽鑑賞教室でも、子ども達に大きな感動を届けた。2002年にファーストアルバム「Disc Buzz」、2009年にセカンドアルバム「バズーカ」をリリース。2013年にリリースした「Buzz plays BACH」は、東京文化会館でのCD発売記念コンサートとともに、各方面で高く評価される。渡辺満里奈作・出演の音楽絵本「ありがとうターブゥ」では音楽を担当し、コンサートも数多く出演、2010年にDVD化され、大好評を博している。これまでに室内楽を栗田雅勝、神谷敏の各氏に師事。日本を代表する金管アンサンブルとして国内外での更なる活躍が期待される。

[facebook] https://ja-jp.facebook.com/brassquintet.buzzfive