日時 |
2015年11月5日 (木) 体験①9:30~10:15/②10:35~11:20/③11:25~12:10/④13:25~14:10 ミニコンサート14:15~15:00 |
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出演 | 米澤浩(尺八)、熊沢栄利子(箏) |
概要 |
実施会場:江東区立豊洲小学校4階体育館 対象者:4年生 人数:162名(1組 40名/2組 40名/3組 40名+なかよし学級2名/4組 40名) |
豊洲小学校に通う4年生と、なかよし学級の児童たちに、箏の演奏体験(1~4時限目、クラス別に45分ずつ)とミニコンサート(5時限目、全クラス合同)を楽しんでもらいました。
まず箏の体験では、2人一組になって、協力しあいながら一緒に「さくらさくら」を演奏します。
初めて触る楽器で演奏するためには、やらなければならないことが沢山あります。楽器を演奏する為の座り方から、楽譜の読み方、お箏の弾き方や綺麗な音を出すコツ等々。今回、クラス別に計4回、お箏の体験を行ったのですが、クラスによって体験の進み具合が全く違います。勘が鋭い子や、なかなかコツがつかめない子など、色々な児童がいるのですが、米澤さんがしっかりと順を追って全体説明をする中、熊沢さんが児童たちの間を歩き回り、一人一人の様子を見て、丁寧に指導して下さるので、最後は皆、「さくらさくら」を上手に演奏出来る様になりました。たった45分間で、「さくらさくら」を最後まで演奏することが出来る様になり、児童たちは大きな達成感を得られたのではないでしょうか。最後まで頑張ってくれた児童たちに拍手です。
箏の体験後は、全クラス合同で、米澤さん(尺八)と熊沢さん(箏)のミニコンサートを聴いてもらいました。
さっきまで苦労して練習した楽器を熊沢さんが華麗に演奏する様子に、児童たちは本当に驚いていた模様です。後方に座っている子達が自然と自ら立ち上がり、指を動かしたりしながら、身を乗り出して聴き入っていました。米澤さんによる尺八の音色も児童たちの心に響いたようで、真剣に聴き入っていました。また、演奏の間での曲や楽器についてのお話もとても分かりやすく、豊洲小の先生たちも児童たちと一緒に「成る程!」という反応をされていた事も印象的でした。
(トリトンアーツスタッフ)