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トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
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レポート

晴海トリトンスクエア・グランドロビーコンサート

~迎春を祝して~

晴海トリトンスクエア内2階グランドロビーにて開催する無料コンサート。平日のランチタイムに音楽による憩いのひと時をお届けします。

基本情報

日時 2013年1月11日(金)12:20~13:00
出演 能登谷安紀子(ヴァイオリン)  中井智弥(二十五絃箏)
概要 会場:晴海トリトンスクエア2階 グランドロビー

入場無料・予約不要

【プログラム】
宮城道雄作曲: 春の海
能登谷安紀子作曲:2つの歌 Ⅰわらべうた/Ⅱ提琴桜
中井智弥作曲: 櫻川
中井智弥作曲: 沖揚の唄
中山晋平作曲/中井智弥編曲: シャボン玉
草川信作曲/中井智弥編曲: 夕焼け小焼け
※曲目、曲順は変更となる場合がございます。ご了承ください。

【お問い合わせ】
 トリトン・アーツ・ネットワーク・チケットデスク
 TEL:03-3532-5702(平日11:00~18:00)

【協賛】 晴海トリトンスクエア

レポート

 今回のコンサートは、ヴァイオリンと二十五絃筝という珍しい楽器の組み合せでした。
開演前、少しお客様がいつもより少なく心配されたのですが、開演すると大勢のお客様がいらっしゃって下さり、特に、男性のお客様が多かったように感じました。

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 プログラムは、演奏者作曲のオリジナル作品が中心でしたが、日本や東洋的な響きがして親しみやすく、どこかなつかしさのようなものがあり、ヴァイオリンも二十五絃筝も美しく楽しいコンサートでした。
 二十五絃筝がよく見えるように席を前に出すなどの工夫がよかったです。欲をいえば、鑑賞する機会がなかなかないので、二十五絃筝についてのお話や、この楽器ならではの曲をもっと聴きたいと思いました。

(井出春夫 TANサポーター)

プロフィール

能登谷安紀子(ヴァイオリン)  Akiko Notoya
札幌市出身。ヴァイオリン、ピアノ、オルガン、声楽を学ぶ。東京藝術大学音楽学部器楽科ヴァイオリン専攻を経て、同大学院修了。東京藝術大学フィルハーモニアと共演。YBP国際音楽コンクール第2位。PMFオーケストラ・アカデミーや横浜オペラ未来プロジェクト・オーケストラのメンバーを務める。2003年、NPO法人トリトン・アーツ・ネットワーク/第一生命ホール主催の若い音楽家のための弦楽セミナー≪アドヴェントセミナー&クリスマスコンサート≫に参加。ピアノトリオ・アルティカ・メンバー。横浜市栄区民文化センターリリス・レジデンス・アーティスト。北海道文化財団HAFアーティスト。2006年から札幌で「春!北の大地からの新しい響き」シリーズで毎年コンサートを行い、ヴァイオリンのための新しい音楽を積極的に紹介。ソロ、室内楽、オーケストラ演奏の他、弦楽アンサンブルや学生オーケストラの指導、アウトリーチ演奏、作曲活動等、札幌、東京、横浜を中心に各地で幅広い活動を行っている。
中井智弥(二十五絃箏)  Tomoya Nakai
箏・三絃・二十五絃箏演奏家。作曲家。
箏の世界では数少ないプロの男性奏者。圧倒的なテクニックと音楽性でジャンルを越えた活動を展開。2007年「中南米ツアー」(国際交流基金主催事業)、2009年「日メコン交流年オープニング事業」(外務省)に、文化使節としてタイ・ベトナムを巡演。帰国後、首相官邸にてベトナム首脳を迎える午餐会で演奏。2010年フィンランドの絃楽器カンテレの第一人者エヴァ・アルクラ氏と「JAPAN TOUR 2010」をフィンランド大使館はじめ全国各地にて開催。同年、フィンランドにて「日本・フィンランド修好90周年フィナーレ記念事業」出演。2011年、中嶋彰子(ソプラノ)、斉藤雅昭(ピアノ)両氏と「TOMAKI TRIO」を結成。同年7月、岩田卓也氏(尺八)とのユニット“URANUS”の公演も好評を博すなど、箏の可能性を求めて精力的に活躍中。
中井智弥オフィシャルサイト http://www.tomoyanakai.com/