11月4日、中央区の文化的魅力を発見・再確認し楽しむイベント「中央区まるごとミュージアム2013」が開催されました。
ＴＡＮでは今年、第一生命ホールで古典四重奏団の公演を午後から予定していたため、ステージで行われている古典四重奏団のリハーサル見学とバックステージツアーを、大人向けの企画として午前中に実施しました。
始めに、楽屋口からグランドピアノをはじめとする大きな楽器や装置を運ぶための搬入用エレベーターで、参加者の皆さんをホールの舞台そでへご案内。エレベーターの大きさと、着いて扉が開いたそこはもう第一生命ホールの舞台裏という構造に驚かれているようでした。

リハーサル見学では、ホール1階の客席で15分ほどモーツァルト作曲の弦楽四重奏曲を本番に向けて練習する様子を見学しました。

古典四重奏団は楽譜を見ずに演奏をすることで有名な団体ですが、リハーサルでは時折演奏を止めて、楽譜で細かい部分を確認している姿を見ることができました。
バックステージツアーでは、楽屋や大道具倉庫、ピアノ等がしまってある楽器庫など、バックヤードといわれるホールの裏側だけでなく、ホールのロビーから見えるスカイツリーなど、参加者の方々がこれからコンサートにご来場の際にお楽しみいただける表の部分のご紹介もさせていただきました。

当日はあいにくの空模様で、事前にお申込みいただいた方全員の参加にはなりませんでしたが、参加者の皆さんからは「普段見れない場所や聞けない話が聞けて楽しかった」、「知らないことが多く楽しい時間でした」、「普段は入れない裏側を見学できて良かった」等のお声をいただき、第一生命ホールを楽しく知っていただく、良い機会となりました。

実施会場：第一生命ホール
対象者：一般公募（事前申込）
人数：12名