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トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
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レポート

室内楽アウトリーチセミナー
室内楽アウトリーチセミナー
室内楽アウトリーチセミナー

2013年度室内楽アウトリーチセミナー

「コミュニティの中で音楽家がどう生きていくか」を考えるためのセミナー。TANの3つのミッション「広める」「創る」「育てる」の全てを網羅し、特にアウトリーチができる若手演奏家を「育てる」役割を担う。2001年から2010年にかけて行ったアドヴェントセミナーの発展形プロジェクトとする。

2013年度室内楽アウトリーチセミナー受講生募集要綱は こちら

セミナー講師と受講生によるロビーコンサートを行います。詳細はこちら

基本情報

日時 2013年6月~2014年3月
出演 講師:
松原勝也(ヴァイオリン) 東京藝術大学教授
柳瀬省太(ヴィオラ) 神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席奏者

受講生:
中村 ゆか里/原 実和子/吉野 駿(ヴァイオリン)
宇野 友里亜(ヴィオラ)
和泉 景子/山澤 慧(チェロ)
概要 受講生は講師と共に弦楽四重奏を組み、TANのコーディネーターと共にプログラムを考え、リハーサルの上、アウトリーチを行う。プログラム作りからコミュニティ活動の実践の場を通して、コミュニティ活動を行う演奏家を育成する。

【Aグループ】
松原勝也(第1ヴァイオリン/講師)
吉野駿(第2ヴァイオリン)
宇野友里亜(ヴィオラ)
和泉景子(チェロ)


【Bグループ】
中村ゆか里(第1ヴァイオリン)
原実和子(第2ヴァイオリン)
柳瀬省太(ヴィオラ/講師)
山澤慧(チェロ)


<アウトリーチ>
中央区や江東区豊洲地区内の小学校にて、A・Bそれぞれのグループが同じ小学校の4年生を対象に3回のアウトリーチを実施。

<実施までの主な流れ>
①アウトリーチ実施先との打合せ、内容を踏まえて、受講生同士で案を出し合う。実施先へのプログラム提案書の作成。
②講師、TANスタッフと共にプログラムの検討。
③リハーサルを経て、アウトリーチの台本を作成。
④アウトリーチ各回毎に、各グループの通しリハーサルを見学しあい意見交換。
⑤プログラム等配布物の作成。(内容によって、有無も検討)
⑥アウトリーチの実施。その後、振り返り。



<第一生命ホール・ロビーコンサート>
日時:2014年3月26日(水)12:15開始予定
会場:第一生命ホールロビー
入場無料(未就学児の入場はご遠慮ください。)
プログラム:
ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調Op.10
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第3番ヘ長調Op.73
メンデルスゾーン: 弦楽八重奏曲変ホ長調 op.20
※詳細は こちら

プロフィール

講師:松原勝也  (ヴァイオリン)
 東京藝術大学在学中に安宅賞受賞。クライスラー国際コンクール等で上位入賞。1989年から98年まで新日本フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターを務める。バッハから現代までを俯瞰的視野でとらえた無伴奏リサイタルシリーズ、即興や、ジャズミュージシャンとのコラボレーション、現代作品の初演、ベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲演奏など、多彩な演奏活動は極めて高い評価を受けている。2001年よりNPO法人トリトン・アーツ・ネットワーク/第一生命ホール主催の若い演奏家のための弦楽セミナー《アドヴェントセミナー&クリスマスコンサート》を、2011年より《室内楽アウトリーチセミナー》をプロデュース。第17回中島健蔵音楽賞、第55回文化庁芸術祭新人賞受賞。長崎OMURA室内合奏団アーティスティック・アドヴァイザー、静岡AOIレジデンスクヮルテットメンバー、霧島国際音楽祭講師、東京藝術大学音楽学部教授。
講師:柳瀬省太  (ヴィオラ)
 5歳よりヴァイオリンを始め、吉永清子、小国英樹、久保陽子の各氏に師事。第41回全日本学生音楽コンクール西日本大会高校の部第2位。
 18歳よりヴィオラを始め、店村眞積、岡田伸夫の各氏に師事。東京藝術大学音楽学部、桐朋学園ソリスト・ディプロマコースに学ぶ。2002年、文化庁芸術家在外派遣研修生としてイタリア・パドヴァに留学。
 2004年から2009年までシュトゥットガルト州立歌劇場管弦楽団、2009年4月から神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席奏者。ストリング・クヮルテットARCO、サイトウキネンオーケストラのメンバー。サイトウ・キネンフェスティバル松本、宮崎、北九州など音楽祭、チェリストのマリオ・ブルネロ主宰のオーケストラ・ダルキ・イタリアーナの参加、JTアートホール室内楽シリーズの出演、リサイタルなどで活躍。また、2000年から2002年にかけて、さいたまアーツシアターカルテットでベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲演奏会を行った。第1回松方ホール音楽賞、大阪文化祭賞を受賞。