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トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
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レポート

室内楽アウトリーチセミナー
室内楽アウトリーチセミナー
室内楽アウトリーチセミナー

2012年度室内楽アウトリーチセミナー

コンサートホールの中だけでなくコミュニティの中でも音楽が求められています。
次世代を担う演奏家が「コミュニティの中でどう生きていくか」を実践を通して考えるセミナーです。

セミナー講師と受講生によるロビーコンサートを行います。詳細は こちら

基本情報

日時 セミナー期間:2012年6月~2013年2月

申込締切:  2012年4月27日(金)必着
※申込受付は終了しました。
出演 講師:
松原勝也(ヴァイオリン) 東京藝術大学教授
柳瀬省太(ヴィオラ) 神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席奏者
概要 受講生は講師と共に弦楽四重奏を組み、TAN主催のアウトリーチのためのプログラムを講師及びTANコーディネーターと共に考えリハーサルを重ね実践します。プログラム作りからコミュニティ活動の実践の場を通して、アンサンブル能力を磨き、作品への深い理解と表現力の向上を目指すと共に、演奏家としての今後の活動に役立つスキルを身に着けることを目的としています。

[公 演] TAN主催のアウトリーチに3回程度、第一生命ホールロビーコン
      サートに1回出演する。
      (打合せ、リハーサル等は必要に応じて実施。)

[講 師] 松原勝也(ヴァイオリン) 東京藝術大学教授
      柳瀬省太(ヴィオラ) 神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席奏者

[期 間] 2012年6月~2013年2月
      (打合せ・リハーサル・公演の日程はメンバーのスケジュールを調整
      し決定。)

[受講料] 無料(交通費、食費等の実費は自己負担)

[応募資格]すでに演奏家として活動をしている、または演奏家を目指す大学卒業
      以上の方(大学院生、研究生可)。

[募集楽器]ヴァイオリン3名、ヴィオラ1名、チェロ2名

[申込方法]募集要項(wordファイル)をダウンロードの上、
      応募用紙に必要事項を記載して、
      メール、FAXまたは郵送で期日までにご応募ください。
      (演奏審査をする場合がございます。)
      ※メールの場合は応募用紙を添付してください。
      ※本文へテキスト貼付けの形式では受付できませんのでご注意ください。

      募集要項(wordファイル)ダウンロードは こちら

[申込先] E-mail info@triton-arts.net
      FAX   03-3532-5703
      郵送   〒104-6005 東京都中央区晴海1-8-10 
           晴海トリトンスクエア X棟5階
           NPO法人トリトン・アーツ・ネットワーク
           室内楽アウトリーチセミナー係

[申込締切]2012年4月27日(金)必着

[応募結果]2012年5月末日までに合否を郵送でお知らせいたします。

[問合せ] NPO法人トリトン・アーツ・ネットワーク 
      TEL:03-3532-5701 担当:櫻井

・お預かりしました個人情報は、セミナーの連絡等の目的に使用致します。
・セミナー受講生につきましては、公演の告知や広報活動にて氏名等が公表される場合がございます。

レポート

2011年度の実践例

グループA
<アウトリーチ>
小学4年生50人を対象に『音楽を自分なりに楽しむことができるようになってほしい』という目的で、バルトークの弦楽四重奏曲第3番を取り上げ、同じ児童対象に3回にわたってアウトリーチを実施。
中央区内小学校 全3回
2011年10月29日(土) 2011年12月15日(木) 2012年1月21日(土)

グループB
<アウトリーチ>
チャイコフスキーの弦楽四重奏曲第1番をプログラムの中心に幼稚園生や小学生など年齢の異なる対象者に向けたアウトリーチを計3回実施。
2011年11月21日(月)     幼稚園<0歳~5歳>
2011年11月21日(月)22(火) ロビーコンサート<一般向け>
2012年2月8日(水)      中央区内児童館 弦楽器体験<小学生>

グループA&グループB
第一生命ホールロビーコンサート 
(ロビーコンサートの詳細は こちら
2012年2月13日(月)12:15 
バルトーク:弦楽四重奏曲 第3番 BB93 グループA
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第1番ハ長調op.49 グループA
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲 第1番 二長調 op.11 グループB
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調 op.20 グループA・B

プロフィール

講師:松原勝也(ヴァイオリン)  
東京藝術大学在学中に安宅賞受賞。クライスラー国際コンクール等で上位入賞。1989年から98年まで新日本フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターを務める。バッハから現代までを俯瞰的視野でとらえた無伴奏リサイタルシリーズ、即興や、ジャズミュージシャンとのコラボレーション、現代作品の初演、ベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲演奏など、多彩な演奏活動は極めて高い評価を受けている。2001年~2010年まで第一生命ホールでの~若い演奏家のための弦楽セミナー《アドヴェントセミナー&クリスマスコンサート》~をプロデュース。第17回中島健蔵音楽賞、第55回文化庁芸術祭新人賞受賞。静岡AOIレジデンスクヮルテットメンバー、霧島国際音楽祭講師、東京藝術大学音楽学部教授。
講師:柳瀬省太(ヴィオラ)  
5歳よりヴァイオリンを始め、吉永清子、小国英樹、久保陽子の各氏に師事。第41回全日本学生音楽コンクール西日本大会高校の部第2位。18歳よりヴィオラを始め、店村眞積、岡田伸夫の各氏に師事。東京藝術大学音楽学部、桐朋学園ソリスト・ディプロマコースに学ぶ。1996年、第52回ジュネーヴ国際音楽コンクールディプロマ賞。1997年、第1回淡路島しづかホールヴィオラコンクール優勝。2002年、文化庁芸術家在外派遣研修生としてイタリア・パドヴァに留学。2004年から2009年までシュトゥットガルト州立歌劇場管弦楽団、2009年4月から神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席奏者。ストリング・クヮルテットARCO、サイトウキネンオーケストラのメンバー。サイトウ・キネンフェスティバル松本、宮崎、北九州など音楽祭、チェリストのマリオ・ブルネロ主宰のオーケストラ・ダルキ・イタリアーナの参加、JTアートホール室内楽シリーズの出演、リサイタルなどで活躍。また、2000年から02年にかけて、さいたまアーツシアターカルテットでベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲演奏会を行った。第1回松方ホール音楽賞、大阪文化祭賞を受賞。
受講生:北見春菜(ヴァイオリン)  
桐朋学園大学音楽学部卒業、同大学研究生及び桐朋オーケストラ・アカデミー研修課程修了。第20回かながわ音楽コンクール高校生の部特選。日本クラシック音楽コンクール第14回・第15回高校の部、第17回大学の部全国大会入選。小澤征爾音楽塾「オーケストラ・プロジェクトⅠ」 「オペラ・プロジェクトⅩ」、サイトウ・キネン・フェスティバル松本「子どものための音楽会」「青少年のためのオペラ」出演。サントリーホール室内楽アカデミー第1期生修了、2012年9月より同アカデミー第2期生。横浜市栄区民文化センター リリス レジデンス・アーティスト。
受講生:鈴木由美(ヴァイオリン)  *2008年アドヴェントセミナー参加
東京都出身。東京音楽大学付属高等学校、洗足学園音楽大学卒業。
第4回日本クラシック音楽コンクール全国大会入選。前田記念奨学金受賞。秋山和慶指揮「洗足学園音楽大学管弦打コンチェルトの夕べ」にて、ソリストとして出演。大学主催でカワイ表参道にてリサイタル。大学卒業時に優秀賞受賞、卒業演奏会に出演。2008~2009年兵庫芸術文化センター管弦楽団アソシエイトプレイヤー。現在、洗足ニューフィルハーモニック管弦楽団首席ヴァイオリン奏者。
受講生:福崎雄也(ヴァイオリン)  
3歳よりヴァイオリンを始め、東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京芸術大学を卒業し、同大学大学院修士課程修了。現在、東京芸術大学非常勤講師として東京芸術大学管弦楽研究部(芸大フィルハーモニア)に勤務中。2000年に九州交響楽団とメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を共演。
また室内楽の方面でも、第一期サントリーホール室内楽アカデミーで選抜メンバーとしてチェンバーミュージックガーデンに出演。現在も、第二期生として参加。
受講生:山口 真(ヴィオラ)  
愛知県岡崎市に生まれ。
2010年東京芸術大学卒業。
日本演奏家コンクール特別賞受賞。芸大学生オーケストラドイツ公演、武生音楽祭、ゆらぎの里ビオラマスタークラス等参加。
現在室内楽、プロオーケストラ等へのエキストラ出演、ブラームス室内楽シリーズの主宰、洗足学園音楽大学演奏補助要員などの傍ら個人、アマチュアオーケストラへの指導、指揮など多角的に活動している。
受講生:佐藤翔(チェロ)  
埼玉県出身。16歳よりチェロを始める。
桐朋学園短期大学部(現、桐朋学園芸術短期大学)を経て桐朋学園大学に編入、及び卒業。同大学研究科年修了。
2006年チョン・ミュンフン氏が音楽監督を務めるアジアフィルハーモニックオーケストラアカデミー2006、2008年パシフィック・ミュージック・フェスティヴァル2008に参加。
三味線、尺八、チェロの編成にて、第一回和洋楽器グループコンテスト、グランプリ、並びに読売新聞社賞受賞。チェロをこれまでにドナルド・モリーン氏、北本秀樹氏に師事。
打楽器奏者、中山航介氏(京都市交響楽団)とのデュオ“BokuLa”メンバー。桐朋学園芸術短期大学嘱託演奏員。
受講生:向山大祐(チェロ)  *2010年アドヴェントセミナー参加
東京藝術大学附属音楽高等学校を経て同大学を卒業。
2009年ルーマニア国際コンクールにて入賞。2012年全日本芸術音楽コンクール2位。
霧島国際音楽祭、武生国際音楽祭などに参加。
アフガニスタン大使館に招かれ演奏を行い好評を博す。
現在、和幸音楽院にてチェロ講師を務める傍ら、TVアニメや映画のレコーディング等クラシック音楽に限らず幅広く活動を行っている。
これまでに苅田雅治、菊地 知也、河野文昭、ドミトリー・フェイギン、山岡真弓の各氏に師事。