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ベートーヴェン生誕250周年にあたる2020年に向けて~2019年もベートーヴェン企画続々登場!

2019年7月8日

きたる2020年、ベートーヴェン(1770年から1827年)の生誕250年をむかえます。
記念すべきベートーヴェン・イヤーに向け、今年もベートーヴェン企画が目白押しです!!

BTHVN-2020_Logo_horizontal_Presse.jpgのサムネイル画像Beethoven Jubiläums Gesellschaft(ベートーヴェン周年記念財団)が実施するイベントBTHVN2020のロゴマーク BTHVN2020についてはこちらをご覧ください


★(集合)(C)大窪道治_0K74647cut.JPGまずは、コンサートマスター矢部達哉さん率いる、指揮者を置かない室内楽のようなアンサンブルが特徴のオーケストラ"トリトン晴れた海のオーケストラ"(通称"晴れオケ")。
「音楽の友」誌の恒例企画、コンサートベスト・テン 2018において、音楽評論家の平野昭先生に第1位に選出して頂いたほか、各方面から感動、称賛の声を多数頂いております。
昨年からベートーヴェン・チクルスを進行おり、6月29日に行われたコンサートは、スタンディングオベーションと、なかなか鳴り止まない熱いカーテンコールで、幕を閉じました。
11月30日のプログラムは、第6番「田園」第8番
お席が残り少なくなってまいりました。どうぞお早めにご予定ください。公演詳細はこちら


チクルス繋がりで、次に弦楽四重奏の世界もご堪能頂きたいと思います。
ベートーヴェンは生涯にわたって弦楽四重奏曲を作曲しており、前期・中期・後期と区分され、それぞれ、曲の印象が大きく異なります。
ベートーヴェンの人生における節目、出会いや別れ、愛や病気などがそれぞれの曲に大きな影響を与えているのではないでしょうか?
VerusStringQuartet5_(c)SatoshiOono.jpg演奏は、ウェールズ弦楽四重奏団。2013年にミュンヘンADR国際コンクールで第3位に入賞、バーゼル音楽院で研鑽を積み、帰国後はそれぞれが異なるオーケストラで活躍しながら、ウェールズ弦楽四重奏団の演奏会でも多くの方を魅了し続けています。
現在、CDでもベートーヴェン全曲の録音を進行中。全集の3枚目を5月にリリースしたばかりです。
コンサートは、9月と11月の2公演。ホールに溶けあう繊細で緊密なウェールズ弦楽四重奏団ならではの響きをご堪能ください。
9月14日は、第6番 Op.18-6第13番 Op.130/133「大フーガ付」を演奏。詳細はこちら
11月24日は、第9番 Op.59-3 「ラズモフスキー第3番」第15番 Op.132を演奏。詳細はこちら


弦楽四重奏からもう1公演ご紹介させて頂きます。エルデーディ弦楽四重奏団(C)成澤稔DSC_9862 - コピー - コピー.JPG
エルデーディ弦楽四重奏団は、昨シーズンから、ベートーヴェンの中期とモーツァルトの後期の作品を組み合わせたプログラムを行っています。
来年2月の公演では、ベートーヴェンの「セリオーソ」とモーツァルトの「プロイセン王第2番」を披露。
ベートーヴェンにも大きな影響を与えたモーツァルトの作品との組み合わせを、結成30年目を迎える息のあったエルデーディ弦楽四重奏団の演奏でお楽しみください。単独券は、9月24日発売開始です。
公演の詳細はこちら


最後にご紹介するのは、当時のピアノ「フォルテピアノ」でおおくりする小倉貴久子さんの公演です。
★小倉貴久子2017(主催者撮影/クレジット不要).jpgこの公演は、「モーツァルトのクラヴィーア(鍵盤楽器)のある部屋」と題して、モーツァルトと関わりのある作曲家をゲストとして迎えおおくりしているシリーズです。40回を数える人気シリーズも今回が最終回。最終回のゲストにベートーヴェンを迎え、ピリオド楽器(古楽器)使用室内オーケストラと共に、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番と、ベートーヴェンによるカデンツァが残されているモーツァルトのピアノ協奏曲第20番をお届けします。
公演の詳細はこちら

どの作品も魅力あふれるものばかり。みなさんのお気に入りのベートーヴェンを、ぜひ見つけに来てください。

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