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サクソフォンの明日を拓く!
須川展也さんによるファジル・サイさん作曲作品の初演を聴いてきました!

2016年7月20日
蒸し暑い日が続いた3連休の最終日、外気同様、熱気に満ちたアツいコンサート、東京都交響楽団さんによる「プロムナードコンサート」に行って参りました。
お目当ては、須川展也さんがソリストとして登場する「アルトサクソフォンと管弦楽のための《バラード》」。
須川さんがファジル・サイさんに作曲を委嘱された新作で、世界初演です!

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指揮はミゲル・ハース=ベドヤさん、オーケストラは都響さんです

朗々と語りかけるような須川さんのサックスに最初から惹きつけられ、あっというまの約15分間。オーケストラの多彩さや、掛け合いも非常に面白く、高揚させられます。
繊細さとパワフルさ、エキゾチックとクラシックとモダン、など、一見相反するようなものが素晴らしいバランスでお互いを高めあっているように聴こえ、音楽って本当に良いものだなと、熱いものがこみあげてきました。
今後の再演を期待しております!

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須川さんがアンコールでファジル・サイさんによる「組曲」を無伴奏バージョンで演奏されている最中、初演に駆けつけたサイさんと指揮のベドヤさんが、ステージ後方の空いているオーケストラ用の椅子に腰かけて聴いていらっしゃる姿がとても微笑ましかったです。

そして、須川さんによる新作初演といえば・・・
先日、レコーディングも終えられたとのこと、当日会場にてCD販売も予定しております。

須川さんはこれまでにも多くの作曲家に新作を委嘱し、サックスのレパートリーを拡大されています。
正に、ファジル・サイさんの作品も、チック・コリアさんの作品もしかり。
そんな須川さんに敬意を表して、「サクソフォンの明日へ」とのタイトルを音楽ライターであり、当公演のご案内役を務める山野雄大さんが考えてくださいました。
須川さんの熱い思いにせまった山野さんによるインタビューは後日、トリトンアーツHPにて公開いたしますので、お楽しみに!
(みや)
雄大と行く 昼の音楽さんぽ
サタデー・スペシャル
第7回 須川展也 サクソフォンの明日へ
日時:2016年10月15日(土) 11:00 開演(12:30終演予定)
会場:第一生命ホール
出演:須川展也(サックス) 小柳美奈子(ピアノ) 山野雄大(ご案内)
料金:■一般¥2,000
■お友だち割¥1,500(同一公演3枚以上で1枚あたり、電話予約のみ)
■2公演(第7・8回)セット券¥3,000
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