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4年生はじめてのクラシック 中央区立城東小学校

2016年1月21日
昨年10月に「城東小学校」で行ったアウトリーチの模様をお伝えします。レポートしてくれたのは今年度インターンでトリトン・アーツ・ネットワークに来てくれていた佃さんです。

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10月14日は、城東小学校でのアウトリーチでした。当日は、4・5・6年生36名を対象として金管五重奏をお届けしました。演奏のみならず、実際に楽器指導も体験し、充実した時間が過ごせたようです。

プログラムは、BUZZ FIVEの演奏しながらの登場で始まりました。皆、一味違った登場の仕方に驚いており、特に石丸さんが重たくて大きいテューバを演奏しながら入ってきたことには驚いているようでした。

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その後楽器紹介が行われ、子ども達はそれぞれの楽器の特徴を、理解しつつ新鮮に感じ取っていました。ホルン紹介の際には「ホルン協奏曲第1番より第1楽章」(モーツァルト)が演奏され、楽器に右手を突っ込むことで生まれる特徴的な音色に感動していました。トロンボーン紹介の場面で演奏された「ラッサス・トロンボーン」(ファルモア)は、スライドを動かす回数が多く、目の前で伸び縮みするスライドを子ども達ははしゃぎつつも楽しんでいました。

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休憩をはさんで行われた楽器体験では、BUZZ FIVEの皆さんも児童も熱心に取り組んでいる姿が見られました。上田さんが、金管楽器未体験の児童を対象とした楽器の指導を行いました。皆、難しい、音が出ないと言いながらも、マウスピース独特の形と、そこから出る音を楽しんでいる様子でした。

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普段から金管楽器(トランペット、アルトホルン、トロンボーン、ユーフォニアム)を吹いている子ども達は、BUZZ FIVEのメンバーから各楽器ごとに分かれて指導を受けました。

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トロンボーンの指導は授業終了後まで延長されました。楽器の扱い方や手入れの仕方まで細かく指導を受けた子ども達は、授業後とても丁寧に楽器をケースに片づけており、指導前と比べて自信がついたようでした。

演奏や楽器に真剣に向き合うことは、子どもたちの自信や感受性を深めることに繋がると、近くで見て改めて実感できた1日になりました。

(インターン 佃 優希)

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