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豊洲保育園アウトリーチレポート

2015年3月26日
まだ少し肌寒い日々ですが、関東では桜の花が見られるまでもう一息!というところでしょうか。
今回は昨年の10月28日に豊洲保育園で実施したアウトリーチの模様をお伝えします。
レポートを書いてくださったのはインターンの山上さんです。

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元気で素直な子供たちがたくさんいる「豊洲保育園」で弦楽四重奏のアウトリーチを行いました。
保育園に到着するとさっそくメンバーがリハーサルを行いました。普段なら保育園に聴こえてこない楽器の音色が聴こえてきて、始まる前から子どもたちは気になって何度も何度も覗きにきてくれました。
そして楽しみにしていたアウトリーチが始まりました。この日は0~2歳、3歳、4~5歳と年齢別に3つの公演を行いました。

【0~2歳】コンサートを聴くのが初めての子もいる0歳~2歳は15分のプログラムに。メンバーの自己紹介を行った後、"クシコスポスト"や"天国と地獄"などの「運動会メドレー」を演奏しました。子どもたちも聴き馴染みのある曲が多く、聴きながらランニングの動きをする子も見えました。0歳~2歳の子が一番笑顔になった曲は「さんぽ」。この曲は豊洲保育園の運動会で園児全員が体操した思い出の曲です。曲に合わせながら楽しく体操をし、会場の一体感が高まりました。

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【3歳】少し大きくなった3歳のプログラムは少し長めの20分。メンバーの挨拶や自己紹介にも元気よく受け答えしていました。楽器紹介の時にヴァイオリン、ヴィオラ、チェロを紹介したところ「知ってる!」「おうちにあるよー」という声も。楽器紹介を行った後、子どもたちにも「山の音楽家」の曲に合わせながらヴァイオリンを一緒に弾く動きをしました。「格好よく持とうね!」とメンバーが呼びかけると、真剣に弓を弾く動きをする子や歌いながら楽しそうに弾く子の姿が見受けられました。

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【4~5歳】まだかまだかと一番楽しみにしてくれていた元気いっぱいの4~5歳の子どもたち。30分たっぷりのプログラムでした。先に行った2つのプログラムにはない、ドヴォルザークの弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」より第4楽章をオープニングに演奏しました。軽快でパワフルな演奏に子どもたちは笑顔で聴いていました。3歳に負けないくらい元気な4~5歳でしたが、演奏が終わったあとに「すごかったー」「さっきの曲の怖そうなところが好き」と様々な感想を述べ、少し大人な演奏の聴き方をしてくれました。そしてアンコールが終わったあと、今度は園児からメンバーへお礼の歌のプレゼントが。園児たちが選んで曲を3曲披露してくれメンバーも喜んでいました。

豊洲保育園は毎日お昼に栄養素の高い美味しい給食を食べています。コンサートが終わったあとメンバーも園児達と一緒に楽しく給食を頂きました。美味しいご飯を食べながらアウトリーチの感想を直接聴き、メンバーも子どもたちも楽しい時間を過ごしました。
(インターン 山上)
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