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スタッフBLOG トリトン・アーツ・ネットワークの公演活動やコミュニティ活動の最新情報をスタッフがお届けします。

音楽と絵本『オペラ・キャット』 
いよいよ本番!「トスカ」のアリアを歌いあげる薗田さんに感動!
インターン日記(6)最終回

2011年9月30日
ついにこのインターン日記も今回で最終回となりました。最後は23日の公演レポートをお届けします。

ステージ裏がほどよい緊張感に包まれるなか迎えた本番。知らない間にねこのアルマが舞台にいて、突然はじまる第1部の演出に、皆さん驚かれたのではないでしょうか?ソーソー夫人のアドリブがさく裂していたり、ピアノが練習とは少し違うアレンジになっていたりと、出演者の皆さんも本番を楽しんでいらっしゃるようでした。
演奏される曲はどれも名曲ばかりで、普段テレビやCDで良く聴くことはあっても、生の舞台でこれほど堪能できる機会めったにないなぁと思いました。またこちらの予想していなかった部分でも会場に笑いがおこるなどおもしろさもあり、いろいろな要素が詰まった内容に仕上がっている印象を受けました。

順調に第1部が終わり、第2部「オペラ・キャット」へとバトンタッチです。それまで決してしゃべることのなかったアルマがしゃべり出す瞬間のお客様の表情を見たかったです。きっと私が稽古時に感じたように、わくわくされた方は多かったと思います。
そして...私がずっと不安だったソーソー夫人の巨大なかつらをかぶっての登場シーンですが、なかなか良い反応でほっとしました。実はあのかつら、私が試行錯誤してつくったものなんです!手作り感満載の大きなかつらをかぶるというハンディがありながら、見事に≪トスカ≫のアリアを歌いあげる薗田さんに感動してしまいました。
終演後、出演者の皆さんがロビーに現れると、お客様がどっと押し寄せて撮影会がはじまるほど皆さんモテモテでした。その時の光景、忘れられないものになりそうです。

TANでの研修の間、稽古に立ち会わせていただいた「「音楽と絵本」アンコール!『オペラ・キャット』」がこうして無事終わり、とても感慨深いです。良い作品に関わることができて本当にうれしく思います。インターン日記最後の写真は、もちろんこのおふたりのベストショットです!終演後で、安堵と達成感の合わさった良い表情ですね。

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ご来場いただいたお客様、本当にありがとうございました。

インターン 水村早紀(静岡文化芸術大学)

「音楽と絵本」アンコール!『オペラ・キャット』
日時 9月23日(金)(祝)14:00開演
出演 薗田真木子(ソプラノ/ソーソー夫人) 大森潤子(ヴァイオリン) 遠藤真理(チェロ) 渡邊玲奈(フルート) 長町順史(ピアノ/オペラ・キャット構成・編曲) 染谷麻衣(朗読/ねこのアルマ) 家田淳(翻訳・台本・演出)
公演詳細はこちらからどうぞ
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