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トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
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公演情報

基本情報

日時 2017年8月9日(水) 19:00開演
会場 第一生命ホール
[座席図:第一生命ホール ウェブサイト
出演 寺嶋陸也(指揮・ピアノ) 東京混声合唱団 立川直也(照明)
曲目 林光(詩:原民喜):原爆小景
水ヲ下サイ (1958)/日ノ暮レチカク (1971)/夜 (1971)/永遠(とわ)のみどり (2001)

萩 京子(詩:知念捷):みるく世(ゆ)がやゆら(2016)

寺嶋陸也(詩:須藤洋平): 無伴奏混声合唱のためのざんざんと降りしきる雨の空に(2013)
1.ハレルヤ/2.走る/3.合掌/4.ざんざんと降りしきる雨の空に

林光編曲による日本抒情歌曲集より
大中寅二:椰子の実/成田為三:浜辺の歌/弘田龍太郎:叱られて/中山晋平:ゴンドラの唄

<アンコール>
林光(詩:ロルカ 訳詩:長谷川 四郎):明日ともなれば
宮沢賢治作詞作曲・林光編曲:星めぐりのうた
チケット

全席自由 
一般¥4,500 シニア¥3,500(60歳以上) 学生¥1,500(大学生以下)
※学生券、シニア券はトリトンアーツ・チケットデスクと東京混声合唱団事務局のみで扱います。
 トリトンアーツ・チケットデスクは電話予約のみ。


2017年5月15日(月)発売

【チケット発売窓口】
◎東京混声合唱団事務局 http://toukon1956.com
 TEL:03-3200-9755 FAX:03-3200-9882
◎東京混声合唱団オンラインチケット http://toukon.tstar.jp/
◎トリトンアーツ・チケットデスク 
 TEL:03-3532-5702(平日11:00~18:00) ※電話予約のみ
◎チケットぴあ TEL:0570-02-9999 (Pコード:330-349)
◎CNプレイガイド TEL:0570-08-9990
◎ローソンチケット TEL:0570-000-407 (Lコード:31637)
◎東京コンサーツ http://www.tokyo-concerts.co.jp/
(東京コンサーツHPで予約をして、セブンイレブンで支払い、受け取りができます。)

※全自由席/税込み
※未就学児の入場はご遠慮いただいております。
※やむを得ず、演奏曲目、曲順、出演者が変更になる場合がございます。予めご了承下さい。

プロフィール

東京混声合唱団  The Philharmonic Chorus of Tokyo
東京混声合唱団1956年東京藝術大学声楽科の卒業生により創設。創立以来続けている作曲委嘱活動は211曲を数え合唱界への展望を拓き、また海外への委嘱もラウタヴァーラ、シェーファー、チナリ・ウンなどに呼びかけて注目作の誕生を見た。文化庁芸術祭大賞、音楽之友社賞、毎日芸術賞、京都音楽賞、レコードアカデミー賞などを受賞。国内での活動に加え、海外では1979年のアセアン5ヶ国公演を皮切りに、アメリカ(1987)、スウェーデン・ベルギー(1997)、エストニア・フィンランド(2000)、カナダ(2002)、ラトビア・エストニア(2006)、フィンランド(2010)、ロシア(2017)にて公演を実現させた.2007年サントリー音楽賞、第25回中島健蔵音楽賞を受賞。音楽監督は山田和樹。
オフィシャル・ウェブサイト http://toukon1956.com/
寺嶋陸也  Terashima Rikuya  (指揮・ピアノ・作曲)
1964年生まれ。東京藝術大学音楽学部作曲科卒、同大学院修了。オペラシアターこんにゃく座での演奏や、97年東京都現代美術館でのポンピドー・コレクション展開催記念サティ連続コンサート「伝統の変装」、03年パリ日本文化会館における作品個展「東洋・西洋の音楽の交流」などは高く評価され、06年にはタングルウッド音楽祭に招かれボストン交響楽団のメンバーと自作を含む室内楽を演奏した。作曲、ピアノ演奏のほか、東京室内歌劇場やびわ湖ホールのオペラ公演の指揮など、活動は多方面にわたる。「大陸・半島・島/寺嶋陸也作品集」(ALCD9026)、「二月から十一月への愛のうた(栗山文昭の芸術2/寺嶋陸也作品集)」(VICS61092)「寺嶋陸也plays林光」(NARD5034)など、多くのCDがある。
オフィシャル・ウェブサイト http://www.gregorio.jp/terashima/
©渡辺力
林 光  Hayashi Hikaru  (作曲)
1931年東京生まれ。東京藝術大学音楽学部作曲科中退。尾高尚忠、池内友次郎に師事。1953年間宮芳生、外山雄三らと「山羊の会」を結成。同年、「交響曲ト調」で芸術祭賞を受賞。1956年「オーケストラのための変奏曲」で第4回尾高賞を受賞。1961年「裸の島」(新藤兼人監督)で第2回モスクワ映画祭作曲賞を受賞。1996年「ヴィオラ協奏曲<悲歌>」で尾高賞を受賞。社会的メッセージをもった作品も多く、また日本語と音楽との自然な結びつきを探求し、オペラシアターこんにゃく座の芸術監督・座付作曲家として第30回サントリー音楽賞を受賞。近著「私の戦後音楽史」(平凡社)。2008年小学館より「林光の音楽全1巻」(CD20枚)。2012年1月5日永眠。

メッセージ

《みるく世(ゆ)がやゆら》とは、沖縄の言葉で「平和でしょうか」という意味です。
萩京子さんの作曲した《みるく世(ゆ)がやゆら》は、2015年6月23日、沖縄慰霊の日に行われた沖縄前戦没者追悼式で朗読された、当時高校3年生の知念捷(まさる)さんの詩の全文をテキストとしています。
南三陸町の詩人、須藤洋平さんは「トゥレット症候群」という障害に苦しみながら詩作を続けています。《ざんざんと降りしきる雨の空に》は、2011年3月11日に被災した詩人の実体験からくる思いがテーマとなった詩集《あなたが最期の最期まで生きようと、むき出しで立ち向かったから》からの4篇の詩をテキストとしています。
6月23日や3月11日、そしてもちろん8月6日。忘れてはいけない日付というものが毎年かならず巡ってきます。戦前を憧れて時計の針を逆に動かし、これらのことを無かったことにしたり、美化したり、あるいは故意に忘れさせようとする力に対して、ささやかであっても歌や音楽の力で抗っていこう、というのが、林光さんの音楽家としての生き方でした。私たちも「八月のまつり」を通して、その生き方を受け継いでいきたいと思います。
寺嶋陸也
主催:一般財団法人合唱音楽振興会(Association for Promoting Music choruses)
共催:認定NPO法人トリトン・アーツ・ネットワーク/第一生命ホール
協賛:サントリーホールディングス株式会社
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)