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Wed
アウトリーチ

幼稚園アウトリーチ
明石幼稚園

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基本情報

日時 2017年3月22日(水)
年中組10:00~10:30/年小組10:45~11:05/年長組11:20~11:50
出演 中井智弥(二十五絃箏)
概要 実施会場:ホール1階ゆうぎ室
対象者:幼稚園児(年少・年中・年長)
人数:110名(年少40名・年中48名・年長22名)
助成等:文化庁「平成28年度劇場・音楽堂等活性化事業」

プロフィール

中井智弥  なかいともや(二十五絃箏・箏・三絃演奏家・作曲家)
6歳の時に箏と出会う。東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。伝統的な箏や地歌三絃の演奏も行いつつ、音域を広げた「二十五絃箏」の演奏をメインに活動。神話・日本の古い文学作品・お能等を題材に新しい感覚で作曲し、様々なジャンルとコラボレーションを行っている。Eテレにて「おかあさんといっしょ」「花鳥風月堂」等に出演。2014年ソロアルバム「INFINITY」、2015年「TRADITIONAL」をリリース。2016年三重県文化奨励賞受賞。世界各国で公演を行っており、2015年には国際交流基金主催事業でフランス・イタリア・スペインを巡演する他、芸歴30周年を記念し、東京、アメリカ、リトアニア、スウェーデン、フィンランド、スイス、ポルトガルでリサイタルを開催(在日本大使館主催)。

レポート

中井智弥さんによる二十五絃箏のアウトリーチは、年少、年中、年長に分かれて3回行われました。
この幼稚園には子どもたちが自由に演奏できる箏があり、一部の子どもたちは箏には慣れている様子でした。こんなに小さなうちから箏に触れられるなんて羨ましいなと思いました。

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今回、中井さんが演奏した箏は二十五絃箏という箏です。普通の箏は十三絃ですが、この二十五絃箏は、その名の通り、絃が25本ある比較的新しい楽器です。
25本にすることで、西洋のいわゆる「ドレミ」の調弦での演奏を可能にし、日本の旋法が使われた古典曲だけではなく現代曲に対応することが可能になるそうです。絃が25本もあると、一般的な十三絃箏とは違い、楽器の幅が大きいので、演奏のスタイルも手を大きく前に伸ばした状態で演奏します。
子どもたちは楽器の大きさや演奏スタイルの違いに気づき口々に話していました。その様子がとても微笑ましかったです。

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中井さんのオリジナル曲「花のように」の演奏の際には、箏を引っ掻くような奏法やトレモロのような奏法が用いられていました。子どもたちにとってその弾き方が面白かったようで、目をきらつかせながら、また時折真似をしながら見つめていました。速いパッセージの部分では中井さんの技巧に感嘆の声が上がっていました。

年少のクラスでは代表の数名に、年中・年長のクラスでは全員に十三絃箏でグリッサンド(弦の上で爪を滑らせて音を出す)の体験をしてもらいました。幼稚園では子どもの小さな指に合う爪があまりないので、普段箏の爪をつける機会がなく、初体験の子どもが多かったようです。

そのほかにもアナと雪の女王の曲が演奏されたり、園歌を箏の伴奏で歌ったりしました。

年長さんのクラスでは、中井さんが箏を始めたのが、年長さんの年齢と同じ、6歳の時だったというお話がありました。その時に家族に箏を習いたいと言い出したのがきっかけだったようです。大きな可能性を持った子どもたちに今日の体験がまた一つその可能性に気づくきっかけとなればなと思いました。

(インターン 西江 美月)

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