活動動画 公開中!

トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
Menu

公演情報

基本情報

日時 2016年9月3日(土) 14:00開演
会場 第一生命ホール
[座席図:第一生命ホール ウェブサイト
出演 ディオティマ弦楽四重奏団
[ユン・ペン・ヂァオ/コンスタンス・ロンザッティ(ヴァイオリン) フランク・シュヴァリエ(ヴィオラ)  ピエール・モルレ(チェロ)]
曲目 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第14番 嬰ハ短調 Op.131(※)
ブーレーズ:「弦楽四重奏のための書」よりIa・Ib(改訂版)
シェーンベルク:弦楽四重奏曲 第1番 ニ短調 Op.7

(※) 楽章間は続けて演奏されますので、開演後は、本曲演奏終了まで約40分間ご入場いただけません。予めご了承ください。

<アンコール>
誤ったアンコール曲を表記してしまいました。お詫びして訂正させて頂きます。

【誤】ブーレーズ:「弦楽四重奏のための書」よりV
 →【正】ウェーベルン:6つのバガテルOp.9より第5曲
チケット

一般¥5,000 シニア¥4,500(60歳以上) ヤング¥1,500(小学生以上、25歳以下)

セット券 ※トリトンアーツ・チケットデスクのみにて発売
SQW5公演セット券 一般¥19,500
SQW5公演セット券 シニア¥17,000
※セット券の詳細は、こちら

一般発売:2016年6月22日(水)発売(発売初日のみ10:00~受付開始)


【チケットお取扱】
トリトンアーツ・チケットデスク 
TEL:03-3532-5702(平日11:00~18:00)

チケットぴあ http://pia.jp/ ※PC/携帯/スマートフォン共通
セブン-イレブン、サークルK・サンクス、チケットぴあ店舗

TEL:0570-02-9999〔Pコード:298-288〕(一般、シニア、ヤングのみ取扱い)

東京文化会館チケットサービス
TEL:03-5685-0650(10:00~19:00/休館日を除く)
(一般、シニア、ヤングのみ取扱い)

※全席指定/税込み
※未就学児の入場はご遠慮いただいております。
※やむを得ず、演奏曲目、曲順、出演者が変更になる場合がございます。予めご了承ください。

プロフィール

ディオティマ弦楽四重奏団  Quatuor Diotima
ディオティマ弦楽四重奏団
ユン・ペン・ヂァオ(ヴァイオリン) Yun-Peng Zhao, violin
コンスタンス・ロンザッティ(ヴァイオリン) Constance Ronzatti, violin
フランク・シュヴァリエ(ヴィオラ) Franck Chevalier, viola
ピエール・モルレ(チェロ) Pierre Morlet, cello


ディオティマ弦楽四重奏団は、パリとリヨンの国立高等音楽院で一等賞を受賞したメンバーで構成され、1996年に創設以来世界的に活躍する弦楽四重奏団である。『ディオティマ』というグループ名は、ルイジ・ノーノの弦楽四重奏曲「断章、静寂、ディオティマへ」からとられている。ディオティマとはプラトンの「饗宴」、ドイツの詩人ヘルダーリンの「ヒューペリオン」に登場するヒロインの名である。

ラッヘンマン、ファーニホウ、細川俊夫などの現代を代表する作曲家たちと密接な関わりを持ちながら同時代の作品を積極的に演奏し、活動。さらにアルベルト・ポサダス、ジェラール・ペッソン、エマヌエル・ヌネス、ジェイムズ・ディロンら世界的な作曲家たちに新作委嘱をし、共に歩んでいるが、優れた古典のレパートリーをないがしろにしているわけではない。ベートーヴェンの後期の弦楽四重奏曲やフランスの作品、20世紀初頭、特にこの50年の間に生まれた作品なども得意とし、定評がある。18世紀、20世紀初頭の作品と現代の作品を組み合わせたプログラムを展開中である。聴衆に新しい視界を提案する試みとして好評を博している。

創設以来、ディオティマ弦楽四重奏団は、ヨーロッパ各地の音楽祭やコンサートのシリーズに登場している。これまでに、ベルリン芸術週間でフィルハーモニー・カンマーザールで演奏したのをはじめ、コンツェルトハウス、ブリュッセル(アムステルダム)、ベルリン三月音楽祭、チューリッヒ、リスボン(グルベンキアン)、ストラスブール(ムジカ)、カラカスなどの現代音楽祭に招待、パリではフェスティバル・ドートンヌ(パリの秋の音楽祭)、ラジオ・フランス現代音楽祭(プレザンス)、IRCAM(アゴラ音楽祭)、パリ音楽都市、ルーヴル、オルセーの各美術館の室内楽シリーズ、シテトラムジーク、マドリッドのレイナ・ソフィア、ロンドンのウィグモアホールやサウスバンクセンター、ウィーンのコンツェルトハウス等に出演。また、アメリカ合衆国、アシア諸国(中国、韓国、日本)、南米(コロンビア、アルゼンチン、ブラジル、ペルー、チリなど)で定期的にツアーを展開している。

ロンドンやベルリンの国際コンクールで優秀な成績をおさめるなど数多くの受賞歴があり、DRACセンター、Spedidamなど現代音楽を振興する組織や個人より支援を受けて活動を続けてきている。

グループ最初の録音(ラッヘンマン/ノーノ)はチャールズ・クロス・アカデミーのCoup de Coeur賞と、2004年のDiapason d’Orを受賞。ヤナーチェク特集のCDは2008年のDiapason d’Orを受賞するなど、数多くが高く評価されている。現在、新ウィーン楽派の弦楽四重奏曲の全曲録音を進行中である。

2016年に、結成20周年を迎える。
BSBプログラムとは

BSBBeethoven~Schönberg~Boulez)プログラムとは??

ベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲4曲、シェーンベルクの弦楽四重奏曲全4曲、ブーレーズ「弦楽のための書」を組み合わせた全4回のプログラム。作曲家それぞれの頭文字から名付けられた。
シェーンベルクがかつて弦楽四重奏曲第4番初演の際に、彼の弦楽四重奏曲4曲を、ベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲(Op.135を除く)4曲と組み合わせたというアイディアを気に入ったディオティマQは、この当時の最先端プログラムを現代的にするため、フランスの音楽家として自国を代表する巨匠ピエール・ブーレーズの作品を加えた。「弦楽四重奏のための書」は、ブーレーズ自身とディオティマQとの共同作業による改訂版を演奏する。
「弦楽四重奏のための書」をプログラムに加えた「ベートーヴェン~シェーンベルク~ブーレーズ(BSB)・チクルス」(全4回)は、すでにパリ、オルレアン、ローマ、リスボン、カッセルで好評を得て、今年11月には「ウィーン・モデルン」に登場予定。本公演は、1回分の抜粋版となる。
協賛:第一生命保険株式会社
助成:公益財団法人 花王 芸術・科学財団