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今絶対に聴いておきたい
シューマン・クァルテット

2017年6月8日

2016年のボルドー国際弦楽四重奏コンクール優勝団体、アキロン・クァルテットの日本ツアーが終わりました(皆さま、暖かい拍手、励ましのお言葉、ありがとうございました。「日本のお客さまはすばらしい!」と言って帰っていきました)。
そしていよいよ、今週末から2週連続で、前回(2013年)のボルドー国際弦楽四重奏コンクール優勝団体でもあるシューマン・クァルテットの登場です!

ヨーロッパの室内楽通が口をそろえて「今聴いておくべきはシューマン・クァルテット。本当に素晴らしい!」と褒めたたえる団体。以前インタビューでも書いたように、新CD「ランドスケープ(Landscapes)の曲目3曲を、第一生命ホールで披露してくれます。

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6月10日(土)に聴けるのはハイドン「日の出」と、バルトーク第2番
6月17日(土)には、CDのタイトルにもなっている武満徹の「ランドスケープ」

このCDを購入されたい方は、 こちら[ローソンHMVのサイト]
また、ナクソス・ミュージック・ライブラリーでも視聴できますので、ぜひお試しください! こちら

フランス女子4人組のアキロン・クァルテットが、「音楽は言葉といっしょ。ラヴェルやドビュッシーは抑揚がなくて流れていくフランス語そのもの」と話していましたが、CDの始まりであるハイドン「日の出」は、まさにドイツで生まれ育ったシューマン3兄弟を核にするクァルテットによる、ドイツ語(しかもとびきり上品な)だと感じます。

耳の肥えたヨーロッパやニューヨーク・リンカーンセンターの聴衆の前で演奏を重ねることによってさらにクァルテットとしての精度を高めているシューマン・クァルテット。CDの素晴らしさを、ぜひ生で楽しんでいただければと思います。

(たな)

シューマン・クァルテットI
日時:2017年6月10日(土)14:00開演
出演:シューマン・クァルテット[エリック・シューマン(第1ヴァイオリン) ケン・シューマン(第2ヴァイオリン) リザ・ランダル(ヴィオラ) マーク・シューマン(チェロ)]
演奏プログラム:
ハイドン:弦楽四重奏曲 変ロ長調 Op.76-4 Hob.III-78 「日の出」
バルトーク:弦楽四重奏曲 第2番Op.17 Sz.67 BB75
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第7番 ヘ長調 Op.59-1 「ラズモフスキー第1番」
■公演詳細は こちら
■インタビューは こちら

シューマン・クァルテットII
日時:2017年6月17日(土)14:00開演
出演:シューマン・クァルテット[エリック・シューマン(第1ヴァイオリン) ケン・シューマン(第2ヴァイオリン) リザ・ランダル(ヴィオラ) マーク・シューマン(チェロ)]
演奏プログラム:
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第23番 ヘ長調 K590 「プロイセン王第3番」
武満徹:ランドスケープ I (1960)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第13番 変ロ長調 Op.130
■公演詳細は こちら
■インタビューは こちら

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